【意味】
双璧をなす (そうへきをなす)とは、勝るとも劣らないこと。比肩する。
【語源・由来・成り立ち】
双璧をなすの語源・名前の由来について、双璧の「壁」は輪の形をした玉(ぎょく)のことで、一対の宝玉が原義。
中国の史書「北史」の「陸凱(りくがい)伝」にある、陸凱の2人の息子がそろって英俊であったことを、洛陽の長官の賈禎(かてい)が「双璧」と評したという故事に基づく。
【使い方・実例・用例】
*ホセ・ジェイムズと双璧をなす〈ブルーノート〉発の現代ジャズ・ヴォーカルの正統的な後継者として人気を集めていった。
【漢字辞典】
「そうへきをなす」を漢字で書くと「双璧をなす」と表記する。