凄まじい【すさまじい】

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【意味】

凄まじいとは、
①風などが寒い。白々とした冷たさである。身が寒くなるほどである。
②色が白い。冷たさが感じられるほど白い。
③不調和から起こる荒涼とした感じを表わす。

【語源・由来】

凄まじいの語源・由来は、①古くは温度感覚を表わす語として「寒」「冷」の訓に当てられることが多く、特に、現代のような「寒い」と「冷たい」の対立がなかった上代、中古では、「冷」は専ら「すさまじ」の訓が当てられる。
②は、中古以降、「(生活などが)苦しい」「(程度が)はなはだしい」などの意で用いられるようになるが、たとえば、「枕草子」などでは、③のように調和を欠いた状態などに対する形容として用いられたり、自然の描写として、冬の月や風を指して寒々として殺風景な感じを表わしたりする。

【漢字辞典】

「すさまじい」を漢字で書くと「凄まじい」と表記する。

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