【意味】
精進料理(しょうじんりょうり)とは、肉食を禁ずる仏教思想に基づく料理。
【語源・由来・成り立ち】
精進料理の語源・名前の由来について、「精進」とは、仏教で雑念雑念を払って一心に励むこと。また、仏事のために、心身を清め、行いを慎むこと。
その際、肉食は血を荒らし、心の平安を乱すとして禁止されている。そこから、肉食を避けて菜食をすることを「精進」というようになった。
ちなみに、喪が明けたあとや法事のあとなどにする食事を、精進の期間が終わったという区切りの意味から「精進落とし」という。
【使い方・実例・用例】
*通常、昆布だしを使う精進料理を、かつおだしでアレンジしました。
【漢字辞典】
「しょうじんりょうり」を漢字で書くと「精進料理」と表記する。