【意味】
正念場(しょうねんば)とは、もっとも肝腎な場面。
【語源・由来・成り立ち】
正念場の語源・名前の由来について、「正念」とは仏教語で、心理を求める心をもつこと、また、邪念を払って心の安定した状態、平常心をいう。
歌舞伎や浄瑠璃で、主人公がその性根(本領)を発揮する大事な場面を「性根場」といい、その場面を演じるのに平常心が必要であることから「正念場」といわれるようになった。
【使い方・実例・用例】
*夏の参院選に向け、連合が正念場を迎えている。
【漢字辞典】
「しょうねんば」を漢字で書くと「正念場」と表記する。