【意味】
高嶺の花とは、遠くからただながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもののたとえ。
【名前の由来語源・成り立ち】
高嶺の花の名前の由来について、「高嶺」とは、高い峰、高い山のこと。高山に咲く花のように、遠くから見るばかりでとうてい手に取ることができないことからのたとえ。主に、高価なものや美しい人などに対して使う。
【使い方・実例・用例】
*火垂るの墓〔1967〕〈野坂昭如〉「タマゴ一箇三円、油一升百円、牛肉百匁二十円〈略〉の闇は、ルートつかまねば高嶺(タカネ)の花」
【漢字辞典】
「たかねのはな」を漢字で書くと「高嶺の花」と表記する。