沢庵漬け【たくあんづけ】

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【意味】

沢庵漬け (たくあんづけ)とは、生干しの大根を塩と米ぬかで漬け込んだ漬物。たくあん、たくわんなどとも呼ばれる。

【語源・由来・成り立ち】

沢庵漬けの語源・名前の由来について、江戸時代初期の臨済宗の僧・沢庵宗彭(そうほう)が考案したという言い伝えがある。

沢庵が創建した東海寺では、「初めは名も無い漬物だったが、ある時徳川家光がここを訪れた際に供したところ、たいそう気に入り、『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』と言った」と伝えられている。

あるいは、沢庵の墓の形が大根漬けの形(漬物石の形にも)に似ていたからなどともいわれる。なお東海寺では禅師の名を呼び捨てにするのは非礼であるとして、沢庵ではなく「百本」と呼ぶ。

また別の説では、元々は「混じり気のないもの」という意味の「じゃくあん漬け」、あるいは、「貯え漬け(たくわえづけ)」が転じたとも言われている。

【使い方・実例・用例】

*白いご飯にはかならず沢庵漬けがセットで付いてくる。

【漢字辞典】

「たくあんづけ」を漢字で書くと「沢庵漬け」と表記する。

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