【意味】
亭主 (ていしゅ)とは、一家の主人。あるじ。
【名前の由来語源・成り立ち】
亭主 (ていしゅ)の名前の由来語源について、「亭」は高くそびえ立つ建物のことで、「亭主」とはそういう家の主人のこと。そこから転じて、一家の主人を表すようになった。
鎌倉時代にはすでにこの意味で使われており、店主の意味は室町時代になってからで、夫の意味で用いられるようになったのは江戸時代中期ごろといわれている。
【使い方・用例・実例】
*徒然草〔1331頃〕二一六「その座には亭主夫婦、隆弁僧正、あるじ方の人にて座せられけり」
【漢字辞典】
「ていしゅ」を漢字で書くと「亭主」と表記する。