【意味】
天王山 (てんのうざん)とは、勝敗や運命の重大な分かれ目。
【名前の由来語源・成り立ち】
天王山 (てんのうざん)の名前の由来語源について、本来は、京都府にある山の名前で、1982年(天賞10年)、羽柴秀吉が明智光秀を破った山崎の合戦は、交通の要衝であったこの山をどちらが支配するかが勝敗の決める鍵となったことから、重大な分かれ目、分岐点に意味で用いられるようになった。
【使い方・用例・実例】
*風俗画報‐九二号〔1895〕澎湖島の占領「澎湖は是れ南洋を争ふ者の天王山(テンワウサン)、是を以て往年仏国の福建を攻めんとするや先づ戦艦を澎湖に艤し」
【漢字辞典】
「てんのうざん」を漢字で書くと「天王山」と表記する。