手打ち【てうち】

スポンサーリンク
 

【意味】

手打ち(てうち)とは、交渉・和解などが成立すること。

【語源・由来・成り立ち】

手打ち(てうち)の語源・由来について、手を打ち鳴らすことは、古くから喜びや祝福の感情をあらわす動作であったが、後に和解のしるしとして互いに手を打つことが広く行われるようになった。そこから転じて和解や交渉の成立そのものをさすようになった。

なお、武士のする「手討ち」や手打ちそばの「手打ち」は、「手ずから討つ」「手で打つ」の意味であり、手と手を打ち鳴らす「手打ち」とは意味が異なる。

【実例・用例】

*雑俳・柳多留拾遺〔1801〕巻一九「手打ち(てうち)する手で万石をにぎにぎし」

【漢字辞典】

「てうち」を漢字で書くと「手打ち」と表記する。

スポンサーリンク