縮緬雑魚【ちりめんじゃこ】

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【意味】

縮緬雑魚(ちりめんじゃこ)とは、カタクチイワシの稚魚を煮て干したもの。ちりめんじゃこ。ちりめんぼし。「ちりめんざこ」とも呼ぶ。

【語源・由来・成り立ち】

縮緬雑魚(ちりめんじゃこ)の語源・由来について、「ちりめん」は絹織物の一種であり、布面にしわしわのちぢみがあり、これを「ちりめんじわ」という。この食品がちりめんじわのように見えるところから付けられたのが由来である。

【実例・用例】

*咄本・咲顔福の門〔1732〕一・娘が為の縮緬「ヤア一升とは、なんの事でござる、ハテちりめんしゃこサ」

*第3ブラリひょうたん〔1951〕〈高田保〉牛食「今もこの牛が生きていたら、ソーセージやチリメンジャコにはふり向かぬかもしれぬ」

【漢字辞典】

「ちりめんじゃこ」を漢字で書くと「縮緬雑魚」と表記する。

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