【意味】
賭博 (とばく)とは、金銭・品物などをかけて勝負をあらそうこと。また、そのもの。かけごと。ばくち。ばくえき。
【名前の由来語源・成り立ち】
賭博 (とばく)の名前の由来語源について、「賭博」の「賭」には、かけをする、かけごと、ばくちなどの意味がある。
また「博」は、双六(すごろく)などのサイコロを用いた遊びを意味し、双六は一般に金品をかけて行われたことから、「賭」と同様かけごとやばくちなどの意味をもつ。
【使い方・用例・実例】
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉九・五「かくの如き好造化は、賭博に由り贏得たる金と同じく」
*自然と人生〔1900〕〈徳富蘆花〉自然に対する五分時・田家の煙「賭博(トバク)、淫風、奢侈、遊惰、争利のバチルルス殆んど戸毎に侵入せんとするを思へば」
【漢字辞典】
「とばく」を漢字で書くと「賭博」と表記する。