【意味】
とどめをさすとは、決定的な打撃を与える。再起できなくなるほどに徹底的にうちのめす。
【語源・由来・成り立ち】
とどめをさすの語源・由来は、「とどめ」は「とどめる(止める)」の連用形の名詞化で、生きることを抑止すること。
【実例・用例】
*黒い眼と茶色の目〔1914〕〈徳富蘆花〉二・三「これで敬二が東京行の企はいよいよ十々滅(トドメ)を刺された姿になって」
*現代史の課題〔1956〕〈亀井勝一郎〉日本近代化の悲劇「日本の大陸侵略の野望がおそらく最後のとどめを刺されたことである」
【漢字辞典】
「とどめをさす」を漢字で書くと「止めを刺す」と表記する。