【意味】
鳥肌が立つ(とりはだがたつ)とは、寒さや恐怖、また、興奮や感激などの強い刺激によって、皮膚に鳥肌ができる。ぞっとして総毛立つ。
【名前の由来語源・成り立ち】
鳥肌が立つ(とりはだがたつ)の名前の由来語源について、「鳥肌」は鶏の毛をむしったあとのように、皮膚にぶつぶつができる現象で、寒さや恐怖などを感じたときに立毛筋が反射的に怒る現象からたとえていうもの。
近年では、感動したときに使うことが多くなっている。
【使い方・用例・実例】
*河海抄〔1362頃〕一七「さむき時鳥はだの立を云也、詩に鶏皮と云是也」
*不在地主〔1929〕〈小林多喜二〉一〇「健は身体に鳥膚が立つ程興奮を感じた」
【漢字辞典】
「とりはだがたつを漢字で書くと「鳥肌が立つ」と表記する。