トロイの木馬【とろいのもくば】

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【意味】

トロイの木馬(とろいのもくば)とは、内通者や巧妙に相手を陥れる罠のこと。現代では、コンピューターウイルス・不正プログラムのこともいう。

【名前の由来語源・成り立ち】

トロイの木馬(とろいのもくば)の名前の由来語源について、「トロイ」は小アジアの北西部にあった古代都市のこと。ほぼ紀元前13世紀と推定されるトロイ戦争の際、ギリシア勢の攻撃が手詰まりになってきたとき、オデュッセウスが立てた作戦「木馬の計」に由来する。

大きな木馬の中に兵を潜ませ、戦場に放置すると、トロイ軍は戦利品として城内に持ちかえると、夜になって木馬の中からギリシア兵が現れ、ついにトロイは陥落したという。ホロメスの叙事詩『イーリアス』に描かれている。

【漢字辞典】

「とろいのもくば」を漢字で書くと「トロイの木馬」と表記する。

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