灯台下暗し【とうだいもとくらし】

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【意味】

灯台下暗し (とうだいもとくらし)とは、身近な事情にうといこと、身近な事は案外わかりにくいものであるというたとえ。

【名前の由来語源・成り立ち】

灯台下暗し (とうだいもとくらし)の名前の由来語源について、この「灯台」は、室内用の照明具で、上に油皿を置き、油に灯心を浸して日を灯す「灯明台(とうみょうだい)」のこと。

その周りは明るく見えるが、真下は暗いことからたとえていわれるようになった。

【使い方・用例・実例】

*滑稽本・浮世床〔1813〜23〕初・中「それは燈台元暗(トウダイモトクラ)しとやら。あんまり傍に居ては見つからねへで」

*良人の自白〔1904〜06〕〈木下尚江〉後・三「そりゃ成程、燈台下暗(モトクラガ)りと云ふからね」

【漢字辞典】

「とうだいもとくらしを漢字で書くと「灯台下暗し」と表記する。

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