【意味】
頭取 (とうどり)とは、音頭をとる人、集団の長である人。
【名前の由来語源・成り立ち】
頭取 (とうどり)の名前の由来語源について、語源については2つあり、一つは「筆頭取締役」の略称に由来するという説がある。
もう一つは、雅楽の演奏における「音頭取り」が縮約して「頭取」となったとする説がある。
幕末・明治初期に様々な機関の長の名称に使用されたが、次第に廃れ、銀行に限定されるようになった。
【使い方・用例・実例】
*夜明け前〔1932〜35〕〈島崎藤村〉第一部・下・一一・四「各隊の頭取を集めて演説し」
【漢字辞典】
「とうどり」を漢字で書くと「頭取」と表記する。