【意味】
唐辛子(とうがらし)とは、ナス科の一年草。果実は刺激性の強い辛味があり、香辛料や食用として広く使われ、葉は葉とうがらしなどの煮物にされる。
【名前の由来語源・成り立ち】
唐辛子(とうがらし)の名前の由来語源について、もともとトウキビ(唐黍)、トウナス(唐茄子)などと同様に、旧来の辛子に対して、新しく渡来した辛子という意味で命名されたものである。
他に、コウライゴショウ(高麗胡椒)、ナンバンゴショウ(南蛮胡椒)などの呼び名があり、いずれも近世前期から文献に見えている。
【使い方・用例・実例】
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「タウガラシ 番椒」
【漢字辞典】
「とうがらし」を漢字で書くと「唐辛子」と表記する。