【意味】
投機 (とうき)とは、利益・幸運を得ようとしてする行為。
【名前の由来語源・成り立ち】
投機 (とうき)の名前の由来語源について、もとは仏教用語。禅宗で師家(しけ)と弟子の機(はたらき)が一つになること。また、修行者が大いなる悟りを開くことをいう。
転じて、機会をうまくとらえる意味となり、さらに、偶然の利益・幸運をねらう行為の意味を表すようになった。
【使い方・用例・実例】
*家族会議〔1935〕〈横光利一〉「株商売をやってゐると〈略〉何しろ投機だから、実質を離れて生活がどうも浮はつき勝で」
【漢字辞典】
「とうき」を漢字で書くと「投機」と表記する。