【意味】
壺を抑える(つぼをおさえる)とは、物事の大切な所、勘所をしっかりととらえること。
【名前の由来語源・成り立ち】
壺を抑える(つぼをおさえる)の名前の由来語源について、この「壺」は、鍼や灸、指圧なのの効き目のある所のことで、転じて、物事の勘所をいうようになった。
【使い方・用例・実例】
*放浪時代〔1928〕〈龍胆寺雄〉一・四「上手な釣師が巧みに魚のつぼを探る様に、やはり僕たちも慣れるにつれて自然にその呼吸を会得する」
*新西洋事情〔1975〕〈深田祐介〉「民主主義」夫人、南アにゆく「教えかたにそつはないし、つぼをはずしません」
【漢字辞典】
「つぼをおさえる」を漢字で書くと「壺を抑える」と表記する。