継ぎ接ぎ【つぎはぎ】

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【意味】

継ぎ接ぎ (つぎはぎ)とは、ついだりはいだりすること。あちこちから寄せ集めてつなぎ合わせること。特に、衣服などにつぎがたくさんあたっていること。また、その衣服。

【名前の由来語源・成り立ち】

継ぎ接ぎ (つぎはぎ)の名前の由来語源について、動詞「継ぐ」と「接ぐ」の連用形を一つに合わせた語。

「継ぎ」は切れ目をつなぐ意、「接ぎ」は2つのものを接着させる意を表す。そこから、衣服の傷んだ部分に継ぎをあてたり、他人の文章を寄せ集めてつなぎ合わせたりすることのたとえに用いられるようになった。

【使い方・用例・実例】

*社会百面相〔1902〕〈内田魯庵〉投機・四「下着は毎も継(ツ)ぎ補(ハ)ぎの丹精物と定ってゐた」

*不在地主〔1929〕〈小林多喜二〉一「色々な形に区切られた畑が、丁度つぎはぎした風呂敷のやうに拡がってゐた」

【漢字辞典】

「つぎはぎ」を漢字で書くと「継ぎ接ぎ」と表記する。

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