辻褄が合う【つじつまがあう】

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【意味】

辻褄が合う (つじつまがあう)とは、合うべきところがきちんと合う。すじみちがよく通る。前後が矛盾しないで合う。多く、打消を伴って用いられる。

【名前の由来語源・成り立ち】

辻褄が合う (つじつまがあう)の名前の由来語源について、「辻褄」は和裁の用語で、「辻」は縫い目が十字の形に合うところ、「褄」は裾の左右両端のこと。辻も褄もきちんと合っていなければいけないところであることから、一貫すべき道理や道筋の意味になった。

【使い方・用例・実例】

*滑稽本・八笑人〔1820〜49〕初二「左次出目助もつぢつま合(アハ)ぬ順礼唄を、そこ爰うたひながら程よきにて行合」

*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉前・八・二「主が毎晩泊に出かけるのも、条理(ツヂツマ)の合はない訳で」

【漢字辞典】

「つじつまがあう」を漢字で書くと「辻褄が合う」と表記する。

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