司る/掌る【つかさどる】

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【意味】

司る(つかさどる)とは、職務として担当すること。役目としてその事にあたること。

【名前の由来語源・成り立ち】

司る(つかさどる)の名前の由来語源について、「つかさ(司)」は首長・役所・役人などの意味のほかに「官職・役目」の意味があり、役目を自分のものとして「とる(執る)」ことから「つかさどる」になった。

また、「つかさ」の語はもともとは小高い所を意味し、高いところから命令する者の意味から、首長・役所・役目などの意味が生じた。

【使い方・用例・実例】

*日本書紀〔720〕神代上(兼方本訓)「乃ち、天児屋の命を使わして其(そ)の解除(はらへ)の太諄辞(ふとのと)を掌(ツカサトリ)て

*源氏物語〔1001〜14頃〕行幸「おほやけざまにて、さる所の事をつかさどり、まつりごとのおもむきをしたため知らむことは」

【漢字辞典】

「つかさどる」を漢字で書くと「司る」「掌る」と表記する。

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