【意味】
積ん読 (つんどく)とは、書物を買ったまま読まないでただ積んでおくこと。
【名前の由来語源・成り立ち】
積ん読 (つんどく)の名前の由来語源について、1901年(明治34年)の雑誌、『学鐙』の田尻北雷「書籍つんどく者を奨説す」、およびその中の表現「音読・黙読以外に、書籍につんどくあり」と用いられたのが最初とされる。
【使い方・用例・実例】
*新しき用語の泉〔1921〕〈小林花眠〉「つんどく 書物を買ひ求めて、読みもせずに置くこと」
*読書放浪〔1933〕〈内田魯庵〉東西愛書趣味の比較・一「書籍の保全されるのは『積んどく先生』あるが為で〈略〉『つんどく』は決して恥づるに及ばないので」
【漢字辞典】
「つんどく」を漢字で書くと「積ん読」と表記する。