【意味】
露払い (つゆはらい)とは、相撲の先導役。またはある物事に先立っていること。
【名前の由来語源・成り立ち】
露払い (つゆはらい)の名前の由来語源について、相撲で、横綱の土俵入りのとき、先導として土俵に上がる力士のこと。
古くは、宮中の蹴鞠(けまり)の会で、まずは鞠を蹴って周囲の木の露を払うこと、また、その役目の人のことをいった。転じて、貴人の先に立って導く人の意味となり、さらに相撲の先導役をいうようになった。
【使い方・用例・実例】
*牛肉と馬鈴薯〔1901〕〈国木田独歩〉「『冬』といふ例の奴が漸次(だんだん)近づいて来た、其露払(ツユハラヒ)が秋」
【漢字辞典】
「つゆはらい」を漢字で書くと「露払い」と表記する。