【意味】
裏をかくとは、相手の予想したのとは反対のことをして相手を出し抜く。
【語源・由来・成り立ち】
裏をかくの語源・名前の由来について、昔の戦で、矢や槍などが、それを通すはずのない鎧や盾を貫いて、裏側まで届くことをいった。
鎧が万全であれば貫かれることはないが、不備があれば思わぬ不覚をとることになる。裏をかくということはすなわち、相手の油断をつくということになる。
【使い方・実例・用例】
*綱獲りの大関 … この力士だけは絶対に変化はないと信じ切っていた琴奨菊の心理の裏をかく頭脳的な動きだったとも言える。(毎日新聞)
【漢字辞典】
「うらをかく」を漢字で書くと「裏をかく」と表記する。