【意味】
現を抜かす (うつつをぬかす)とは、ある物事に心を奪われ、夢中になって我を見失うこと。
【語源・由来・成り立ち】
現を抜かすの語源・名前の由来について、「うつつ」とは、現実・本心・本気のことで。意識がはっきりしている状態をいう。つまり、「うつつを抜かす」ということは意識がはっきりしていない状態であることから、ある物事に心を奪われる意味となった。
【使い方・実例・用例】
*「世間話にうつつを抜かして練習時間が減ると、選手のためにならない」と考えているためだ。(毎日新聞)
【漢字辞典】
「うつつをぬかす」を漢字で書くと「現を抜かす」と表記する。