【意味】
ゆびきりげんまんとは、指切(ゆびきり)のこと。また、それをするとき唱えることば。「指切げんまん、うそいったら針千本飲ます」などと続けることが多い。
【名前の由来語源・成り立ち】
ゆびきりげんまんの名前の由来について、「指切り」は、かつて遊女が客に対する誓約のあかしとして、小指を切ることをいったが、のちにその代わりの仕草として、指を絡ませ合うようになった。
「げんまん」は「拳万」で、約束を破ったらげんこつで一万回ぶつこと。
【用例・実例】
*レクイエム〔1969〕〈津島佑子〉午前「きのう寝る前にしたたかとの指きりげんまんに行き当たり」
【漢字辞典】
「ゆびきりげんまん」を漢字で書くと「指切り拳万」と表記する。