【意味】
融通がきくとは、臨機応変にうまく処理できる。または金銭などに余裕がある。
【名前の由来語源・成り立ち】
融通がきくの由来について、「融通」は本来は仏教語で、異なる別々のものが融(と)けあって一体となること。そこから転じて、何の障害もなく物事が通用したり、気持ちが通じあったりすることをいうようになった。
【用例・実例】
*或る女〔1919〕〈有島武郎〉前・一二「文章も融通がきくやうに出来てゐるので、取りやうによっては、どうにでも伸縮する事が出来るのです」
【漢字辞典】
「ゆうずうがきく」を漢字で書くと「融通がきく」と表記する。