【意味】
粗目(ざらめ)とは、結晶の粗い砂糖。
【語源・由来・成り立ち】
粗目(ざらめ)の語源・由来について、「粗目糖(ざらめとう)」の略であるが、それ以上のこまかな語源についてはあきらかになっていない。
【実例・用例】
*東京風俗志〔1899〜1902〕〈平出鏗二郎〉中・八・飯及び惣菜「黒砂糖はなきにあらされども用少く、白・三盆(さんぼん)・ざらめ・車糖(くるまたう)等は稍々これ等より優れたるものなり」
*蕎麦通〔1930〕〈村瀬忠太郎〉一一「醤油に砂糖(三盆白を用ふ。ざらめ、花見の類はあくを引く。)味醂を加へ煮立てて」
【漢字辞典】
「ざらめ」「ザラメ」を漢字で書くと「粗目」と表記する。