【意味】
ゾロ目(ぞろめ)とは、二つの采(さい=サイコロ)を振った時、そろって同じ目(数)が出ること。転じて、競馬などの連勝式投票券で、同じ枠のもの同士を組み合わせた連勝番号をいう。
【語源・由来・成り立ち】
ゾロ目(ぞろめ)の語源・由来について、「そろいめ(揃目)」を強調した語。「そろいめ」は江戸時代からみられており、語頭を濁音化し、また「い」を略して博打などの隠語として用いた言葉といわれている。
【実例・用例】
*ぽんこつ〔1959〜60〕〈阿川弘之〉秋深し「さいころを振る音、『一六の七。ゾロ目だ。さあ張り切らなくちゃ』」
【漢字辞典】
「ぞろめ」を漢字で書くと「ゾロ目」「ぞろ目」と表記する。