蛸配当【たこはいとう】

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【意味】

蛸配当(たこはうとう)とは、配当するだけの利益をあげていない会社が架空の利益を計上して資産から不当に株主へ配当すること。略して「蛸配」とも。

【名前の由来語源・成り立ち】

蛸配当(たこはいとう)の名前の由来について、タコが自分の足を食べるように、自分の財産を減らすことからいうもの。

ええただし、実際にタコにそのような習性はなく、足がないタコがいたら、それは他の生物に襲われて食べられるといった別の要因によるものとされる。

【使い方・実例・用例】

*大阪の宿〔1925〜26〕〈水上滝太郎〉一〇・三「無理にうはべ丈の利益勘定を捻出して蛸配当をする事は、結局何時迄も会社の状態を不安ならしめるものだ」

【漢字辞典】

「たこはいとう」を漢字で書くと「蛸配当」と表記する。

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