【意味】
ワカサギとは、サケ目ワカサギ科の魚。体は細長く、全長約一五センチメートルに達する。真冬の氷上での釣りは風物詩ともなっている。
【名前の由来語源・成り立ち】
ワカサギの名前の語源について、「わかさぎ」の「わか」は次々と現れる意の「わく」から、「さぎ」は多い意の「ざくい」からで、群れでたくさんいることかえあこの名があるとされる。
漢字では「鰙」のほか、霞ヶ浦産のワカサギが徳川11代将軍徳川家斉に年貢として納められ、公儀御用魚とされたことに由来して「公魚」の字が当てられる。
【使い方・実例・用例】
*料理物語〔1643〕三「わかさぎ 汁、すし、なます」
【漢字辞典】
「ワカサギ」を漢字で書くと「公魚」「鰙」と表記する。